9月10日に、鶴見川沿いを散策したおりに見かけた出来事です。
見るとハラナガツチバチの仲間が巣に引っかかっている。
さらに糸を巻き付ける。
ほとんど包み込まれようとしている。
ハラナガツチバチ、ほとんど絶体絶命か。
ここてハチが突然の反撃。
その隙を狙って、さらに網の中から抜け出る。
ハチはそのまま落下して、腹に貼り付いていた糸で逆さ吊りになる。
このあとで下の草むらに落下して、草の中に潜り込み姿を消した。
クモはしばらく固まっていたが、気を取り直して、先に捕まえておいたコアオハナムグリの所に戻り体液を吸い始める。
ツツジの植え込みの横にあった、ナガコガネグモの巣の中心から、クモが下に走り出すのが見えた。
クモは糸を吐き出し、ハチを包み込みはじめる。
獲物を回転させながら糸を巻き付けてゆく。
クモの動きが止まる。
無事に逃げおおせたものと思われます。