今年バリ島ウブド郊外の、チャンプアンの尾根道で、ヤママユガ科のあまり大きくない幼虫を見つけて撮影しました。
成虫の写真はこれだけ。
今年チャンプアンで撮影したもの。
目立った違いは、尾脚の赤紋が、与那国島産は赤い線で縁取られるのに対して、赤く塗りつぶされている。
頭部の拡大。
背中から撮影。
かなり派手な種類だったので、気になっていましたが、シンジュサンの幼虫に似ていたので、思いついてヨナグニサンの幼虫を検索してみた所、ほぼ一致したので紹介します。
ジャワ島中部の、ヨグヤカルタ郊外にある「グンビラロカ動物園」で撮影したもの。
手前に水路があって、近づけなかったので裏面の画像だけ。
非常にきれいな個体。
大きさは7cm.あるかないかで、あまり大きなものではない。
与那国島産の幼虫とほぼ一致する。
四つのくぼみを持つ銭形の構造が面白い。
かなりふわふわした感触。
突起の水色は、クスサンの幼虫の気門などにも見られるので、ヤママユガ科の幼虫では比較的出やすい色彩なのかも知れない。