先日、東京都港区で、アカボシゴマダラの産卵を観察し、卵の写真が撮影出来たので、今まで撮りためたものをまとめて紹介します。
東京都港区で撮影。
産卵したとおぼしき葉裏を見てみると、1卵の卵が産み付けられていた。
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上の写真が横浜市四季の森公園、下の写真が大井埠頭で撮影したもの。
秋ヶ瀬公園で撮影した蛹の羽化殻。
大井埠頭で撮影した、産卵場所を探していると思われる♀。
公園の片隅にある、エノキのひこばえに、春型の♀が徘徊していたので、見ていると産卵を始めたように見えた。
深い緑に、放射状の薄緑の線が入ったもの。
幼虫はエノキのひこばえの葉上で良く見つかる。
食痕を目印に探すと、比較的簡単に見つけることが出来る。
背面の突起は、オオムラサキと同じように4対あるが、オオムラサキが同じ大きさの突起が並ぶのにたいして、本種では大きな突起と小さな突起が交互に並んでいる。
日が当たっている時には、下の写真のように、斜めに立ちあがった姿勢の幼虫をよく見かける。
日射の面積を減らして、体温の上昇を防ぐ効果があるのだろうか?
羽化前の蛹はまだ見つけたことがない。
Webで検索すると、木の葉にそっくりな蛹の画像がたくさんヒットする。
実際にはかなり見つけにくいもののようだが。
生木の細枝や、枯れた細い枝に止まって、地面の方へ降りて行く行動を、時々観察することがある。
ゴマダラチョウにはこのような行動は見られない。