しばらく前ですが、11月26日に四季の森公園に行った際に撮影した昆虫類です。
正門をはいり、池の左側の斜面で見つけた、クロスジフユエダシャクの交尾個体。
池の近くのケヤキの幹に止まっていたヒシバッタの一種。
ピクニック広場のテーブルの上で見つけた、アミメクサカゲロウの死骸。
これもピクニック広場付近で撮影のキボシカミキリ。
この日はカメムシは何種類も見つかり、普通種ばかりだが、始めて撮影できたものもあり結構楽しめた。
ピクニック広場の、カシ類の大木の幹で見つけたエサキモンキツノカメムシ。
これは始めて撮影できた、ミナミトゲヘリカメムシ。
これも上2種と同じ木で見つけた、ヒゲナガサシガメの幼虫。
ウシカメムシ、これもすぐ近くの湿地脇で、道端の杭に止まっていたもの。
クサギカメムシ、林内の日だまりで低木の葉上に止まっていたもの。
クモヘリカメムシ、背の低いイネ科の植物によく見られる、細長い体型のカメムシ。
さすがに蝶類は終盤ですが、カメムシ等は、多少見つかりました。
出始めとは云え、フユシャクの時期になってきた。
♀を見つけたのは初めてで、この日一番の収穫と言える。
ヒシバッタは、コケ類などを食べるので、よく立ち枯れや倒木で見ることがある。
この個体はただ止まっていただけのようで、日当がよいので日向ぼっこでもしていたのだろう。
破損も少なくきれいな状態。
クサカゲロウの中ではかなり大型の種類。
さすがに生き残りといった感じで、触角は折れて、翅などもかなりすれている。
遅いものは12月後半でも見られることがある。
ピクニック広場から、湿地の谷戸に戻る途中で見つけたチャバネアオカメムシ。
多分越冬前と思われるが、この木だけで10頭近く見つかった。
キバラヘリカメムシの色の変な個体かと思ったが、帰宅して調べた所、本種と判明。
かなり大型の種類で、前胸側縁の鋭いトゲが特徴。
最近、分布域の北上が指摘されている。
もとは南西諸島から知られていた種類。
体長1cm.ほどなので、幅は1mmほどしかないが、かなり派手な色彩をしている。
これも始めて撮影したもの。
成虫越冬の種類で、小型ながら前胸側縁のトゲが鋭く、仲々に格好がよい。
神奈川県では、比較的よく見られる種類で、平地から丹沢山麓まで広く見られる。
やゝ傷んだ感じがする。
この種類も成虫で越冬する。
河川敷や水田などで、大量に発生していることがある。
この日は蝶も何種か目撃したが、離れた所を飛んでいるばかりで、撮影できなかった。
ちなみに目撃した種類は、キチョウ・ウラギンシジミ・ムラサキシジミ・キタテハ・ベニシジミ・ヤマトシジミなど。