以前にバリ島キンタマーニの、トヤブンカ村に宿泊した折、庭先のミカンに付いていたアゲハの幼虫を撮影しました。
![イメージ 1]()
![イメージ 2]()
上と横から見た所。
![イメージ 4]()
![イメージ 5]()
上2枚がランタナの花に訪花した個体で、下はトウワタに飛来したもの。
このあたりでよく見る、黒系のアゲハはナガサキアゲハだけだったので、その幼虫かと思っていましたが、日本産のものと比べると、若干一致しない部分がありました。
その後、モンキアゲハと比べてみた所、こちらの方が一致点が多いので、確定出来ませんが、一応モンキアゲハとしておきます。
種類は日本のものと同じかどうかはわかりませんが、見た目、成虫はそっくりです。
下は頭部の拡大。
この木にはナガサキアゲハと思われる、若齢幼虫が見られたが、そちらはこの幼虫が見られなくなってから現れた。
時期的に、微妙なすみわけが行われているのかも知れない。
終齢の時期が重なってしまうと、餌が無くなってしまいそう。
この時期、ナガサキアゲハと比べると個体数は少ない。
赤からオレンジ系の花を好むようだ。
産卵シーンは、未だ目撃してはいない。
広く分布するようで、ウブド周辺やタンブリンガン湖などでも見ている。