インドネシアの代表的な屋台料理の一つに、サテがある。
ジャワ・スタイルのサテの、典型的なセット。
これはクタ海岸の、パサール・スニ近くの、ローカル・フードコートで食べたもの。
こういった細長いコンロで、ココナツの殻で作った炭で焼くのが本式だ。
これは宿の近くにある、「ツリーハウス・レストラン」のチキン・サテ。
こちらはバリ・スタイルのサテ。
これもバリスタイルのサテだが、魚をミンチにしたもので作ったもの。
ウブドに隣り合ったプンゴセカン村の、パク・セダンという、地元の人達に人気のワルン(大衆食堂)で食べたナシチャンプル。
日本の焼き鳥によく似ているが、甘みのあるピーナツソースをつけて食べるところが、一番違う点。
バリ島で食べるサテは、基本的に2タイプ。
一つは一番普通に見られるジャワ・スタイルのもので、クタなどの沿岸部で食べられるものはほとんどこのスタイルだ。
もう一つはバリ・スタイルのもので、竹の細長い板に貼り付けた、つくねのような感じのもの。
プンゴセカン村の、ニュークニンへ向かう道の交差点近くにある店で食べた。
8-10本のサテと、グレと呼ばれる内臓のスープ、それにご飯がつく。
肉の種類によって、サテ・アヤム(鶏肉)、サテ・カンビン(山羊の肉)などがある。
ジャワ人はイスラム教徒が多いので、豚肉はあまり使わないが、時には出している店もある。
豚肉はサテ・バビ。
まだ食べたことはないが、ウサギ(クリンチ)の肉を使ったものなどもあるようだ。
以前は屋台が集まってようなところだったが、最近は整備されて、店もきれいになった。
以前は安く食べられたが、最近は値上がりして、65,000Rpほどになっている。
この値段だと、旅行者向けのレストランの値段とあまり変わらない。
味は、こういったローカル店舗のほうが、ずっとおいしいことが多い。
これはクタの裏通りを散策した時に、たまたま見つかった店に入って撮影したもの。
旅行者向けの店だが、バリ人の経営で、一般的なレストランよりはかなり安くて、おいしいものを出してくれる。
こういった店で食べると、だいたいが外れだが、ここのは結構食べられる。
唯、ローカルな店と較べると、竹串が太くて短く、ぼてっとした感じがする。
平たい竹の板に、ミンチにして、香辛料などと混ぜて練り込んだ肉を、貼り付けて焼いたもの。
サンバルと呼ばれる、チリソースと香辛料を混ぜたものをつけて食べる。
サンバルはかなり辛いことが多いが、サテそのものもピリッとした感じのものが多い。
こちらはバリ人の食べ物なので、鶏肉か豚肉を使う。
ウブドの南にあるLebih海岸に行った時に食べたもの。
魚のつくねの入ったスープと、炒ったピーナツ、野菜を炒めたものなどがつく。
美味しいが、野菜やスープはかなり辛い。
バリ式のサテは、ナシチャンプルのおかずには良く入っている。
サテはローカルな料理の中では、割と割高な値段で、ナシチャンプルが25,000-30,000Rpくらいなのに対して、50,000Rpほどの店が多い。