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Channel: TAMIの気まぐれ通信
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ナカジロシタバ類の幼虫

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去年、長崎県でナカジロシタバの幼虫を撮影した。
今年、三重県でナカジロシタバだと思って撮影した幼虫は、較べてみると、やや異なるので別種のように思える。

イメージ 1

イメージ 2
これが去年、長崎県で撮影したもの。
Webの画像などで見ても、ナカジロシタバの幼虫の画像と良く一致している。

イメージ 3

イメージ 4
これが今年、三重県で撮影したもの。
背面の大きめの黒い紋の位置が異なるのと、頭部に黒い縦の帯が入っているのが異なる点だ。

全体に黒っぽい印象を受ける。
同じ属の種類で、クマモトナカジロシタバという種類があるようだが、幼虫の画像を見つけることが出来なかった。

今のところ不明種としておきたい。

意外と、他人のそら似で、全く別の仲間かも知れないが。

ヤガ科

ナカジロシタバ Aedia  leucomelas  (Linnaeus,1758)
国内分布:本州・四国・九州・対馬・屋久島・沖縄本島・久米島・伊江島・宮古島・石垣島・西表島・南大東島
国外分布:アジア・南大平洋諸島・オーストラリア・ヨーロッパ・アフリカ
食草:サツマイモ・ノアサガオ
成虫出現期:3月-10月

クマモトナカジロシタバ Aedia  kumamotonis  (Matsumura,1926)
国内分布:北海道・本州・九州・粟島
食草:ヒルガオ
成虫出現期:4月-5月

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