先日、青森県でアカスジカメムシの脱皮を撮影できたので紹介します。
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ノラニンジンと思われる植物の、花に近い部分で脱皮しかけている成虫を発見。
枯れたセリ科の植物にも多数の、未熟な成虫が付いていたが、意外と植物に溶け込んでしまって目立たない。
これはノラニンジンに付いていた幼虫だが、やはり茶色くなったようなところに止まっていて、気を付けて見ないと見つからない。
撮影は8月26-28日、青森県下北郡です。
あまり時間もとれなかったので、最後までは見届けられなかった。
付近では成虫、幼虫ともに多数見つけられた。
一種の保護色と言えるのかも知れない。
カメムシ科:Pentatomidae
クロカメムシ亜科:Podopinae
アカスジカメムシ Graphosoma rubrolineatum (Westwood,1873)
国内分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄本島・久米島・南大東島・宮古島・石垣島・西表島・鳩間島
国外分布:シベリア東部・朝鮮半島・済州島・中国