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Channel: TAMIの気まぐれ通信
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バリ島のヤガ科 クチバガ亜科 Erebinaeの一種

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成虫の写真はありませんが、ウブド周辺で、比較的多く見られる、非常に特徴的な蛾類の幼虫を紹介します。

イメージ 1

イメージ 2
ウブド近郊のシンガクルタ村で撮影。
背面に特徴的なへら状の毛を持つ。

移動する時は、シャクトリ虫型の動き方をする。

和名はないようで、成虫は一見するとヒトリガ科のように見える。

ヤガ科 クチバガ亜科 Erebinae
Tinolius  eburneigutta  Walker,1855
分布:インドから東南アジアにかけて。

イメージ 3
脱皮直後の個体で、後方に脱皮殻が見える。
チャンプアンの尾根道で撮影。

イメージ 4
幼虫の頭部を、ほぼ正面から撮影したもの。

イメージ 5
蛹化する時は、食草の葉を綴り合わせて巣を作り、その中で蛹になる。
巣作り最中の終齢幼虫。

イメージ 6
チャンプアンとペネスタナンの間にある、橋のたもとで撮影した蛹。
金色の微毛に覆われている。

食草はキツネノマゴ科のベンガルヤハズカヅラ。
街中でも植栽されたものが良く見られる。

蛾と同様にインドから東南アジアにかけて分布する。

イメージ 7

イメージ 8
花の色は薄い青紫と白花がある。

キツネノマゴ科
ベンガルヤハズカズラ Thunbergia  grandiflora  (Roxb. ex Rottler,1820)

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