以前にバリ島で撮影した蛾類の内、Amata属の一種の、種名が判明したので、種名が未定の2種と合わせて画像を紹介します。
![イメージ 1]()
この種類が最も良く見られるもので、Amata huebneri (Boisduval,1828)という、広域分布の種類にほぼ一致する。
交尾個体で、斑紋は雌雄であまり代わりがない。
![イメージ 4]()
これはよく似ているが、♂の触角が強く櫛ひげ状で、先端があまり白くならない。
これは斑紋は似ているが、全体のイメージが、かなり異なるので、別の属なのかも知れない。
これはウブド近郊で見かけた、最もきれいな蛾類の一つ。
これもかなりきれいな、昼飛性のガで、今のところカノコガ亜科か、マダラガ科か判明していない。
体長1-1.5cm.ほどの、小型のカノコガ類で、日本には分布していない仲間のようです。
葉上に良く見られ、時に花に来たものも見られる。
触角の先端部が白く、止まっていても飛んでいてもよく目立つ。
腹部は黄色と黒の縞模様、英名 Tiger moths は、ここから来ているのだろうと思われる。
撮影している時は気付かなかったが、後で眺めている時に違いに気付いた。
前翅の2番目の斑紋列も、三つが帯状に並ぶところも異なる。
体がほっそりとしていて、腹部も縞模様になっていない。
飛んでいる時にかなり赤みがかった色に見えた。
サイズは日本のカノコガほどのもので、今のところ、チャンプアンの尾根道で見つけているだけ。
微妙に撮影しづらい高さに止まることが多い。
ヒトリガ的なおっとりした感じはなく、かなり敏捷に飛翔を繰り返すので、全く別のグループかも知れない。
ウブド周辺の、何ヶ所かで撮影しているが、プンゴセカン村に1ヶ所、割と良く見つかる場所がある。