11月10日の夜に、戸口の前に中型のヤガが止まっていた。
ミツモンキンウワバ。
翌日の朝、見てみるとまだ止まっていたので、何枚か撮影してみた。
全くの市街地なので、蛾類もごく稀に飛来するだけで、珍客に属する。
薄暗い場所に止まっていたために、ストロボ使用で撮影したために、あまりきれいな写真ではないが、種名が判明したので紹介しておきます。
横から見ると毛束が突き出していたりして、なかなかに格好がよい。
ヤガ科
ミツモンキンウワバ Ctenoplusia agnata (Staudinger,1892)
国内分布:本州・四国・九州・小笠原・対馬・屋久島
国外分布:アムール・朝鮮半島・中国・台湾
食草:ニンジン・ゴボウ・ダイズ・ワタ・ミゾソバ
近所にあまり良好な緑地がないが、道路沿いの緑地帯か、民家の庭先などで発生したものだろう。
食草は上記以外にも、かなりあるようだ。