ベネズエラ・ボリバル共和国:Republica Bolivariana de Venezuela(Bolivarian Republic of Venezuela)
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通貨単位:1B(ボリバル)=100c(センティモ)
シリーズ構成:単片6種
発行年月日:1968年8月30日
スコットカタログ:#916-#918, #C989-#C991(低額3種が航空郵便用、高額3種が普通郵便用)
種名から判断して、農林害虫のシリーズのようです。
ハキリアリ Atta sexdens (Linnaeus,1758)
植物の葉を噛み切って、それで菌類を栽培する習性で、よく知られている仲間です。
農作物の葉などを、好んで切り取るのかも知れません。
コガシラアワフキ科 Aeneolamia varia (Fabricius,1787)
この仲間は、植物の汁を吸うために、細い管状の口を持っています。
汁を吸われた跡は、ごく小さな白い斑点状になるので、葉全体が白っぽくなります。
大発生すると、植物全体が、萎れたような感じになることがあります。
ノミハムシ亜科 Systena blanda (Melsheimer,1847)
豆類の害虫のようで、スペイン語名で検索すると、マメゾウムシ類がヒットしますが、図案から判断するとノミハムシ亜科の種類だと思われます。
種名はSystena sp.となっていますが、S. blandaという種類と、良く一致するように思われ、害虫としてもよく知られた種類のようなので、この種名を当てておきます。
ツマジロクサヨトウ Spodoptera frugiperda (J.E.Smith,1797)
図案から見ると、トウモロコシの害虫のようです。
アフリカで大発生していて、大きな問題になっている種類のようです。
ワタミハナゾウムシ Anthonomus grandis Boheman,1843
未熟なワタの実に産卵し、幼虫が食害することによって、大きな被害がもたらされる種類のようです。
アメリカ合衆国では、大規模な撲滅作戦を行い、25年かけて、ほぼ根絶の状態になったようです。
タバコスズメガ Manduca sexta (Linnaeus,1763)
タバコの害虫のようですが、飼育が容易なためもあって、実験用の昆虫としてもよく知られた種類のようです。