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Channel: TAMIの気まぐれ通信
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埼玉県で撮影した昆虫類:2018年10月7日

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ちょっと前になりましたが、荒川を中心に、埼玉県内の2-3ヶ所で撮影した昆虫類を紹介します。

イメージ 1

イメージ 2
トノサマバッタ

上里町付近の荒川の河川敷で。
緑色型と褐色型の、2組の雌雄を撮影できたので紹介します。

なお、アカクビボソハムシ以外はこの場所で撮影したもの。

バッタ科:Acrididae

トノサマバッタ Locusta  migratoria  Linnaeus,1758
分布:日本全土・旧北区・アフリカ

イメージ 3
ホシホウジャクの前蛹と思われる個体。
平たい石の下で、蛹室と思われる、くぼみに静止していたもの。
この状態のものは、初めて見たので、しばらく種名が判らなかった。

知人に教えられて、Webで検索したところ、ほぼ同じ様な画像が見つかった。

スズメガ科:Sphingidae

ホシホウジャク Macroglossum  pyrrhosticta  Butler,1875
国内分布:北海道・本州・四国・九州・小笠原諸島・対馬・種子島・屋久島・トカラ列島・奄美大島・沖縄本島・久米島・久場島・屋嘉比島・伊江島・宮古島・石垣島・西表島・与那国島・南大東島・北大東島
国外分布:朝鮮・中国・台湾・インド・スンダ列島・大平洋地域
食草:ヘクソカズラ・アカネ
成虫出現期:7月-11月

イメージ 4
ヒメエグリバの幼虫

始めて撮影した種類で、成虫もまだ見つけたことがない。

ヤガ科:Noctuidae

ヒメエグリバ Oraesia  emarginata  (Fabricius,1794)
国内分布:本州・四国・九州・対馬・屋久島・沖縄本島
国外分布:アジア・台湾・インド
食草:アオツヅラフジ
成虫出現期:6月-10月

イメージ 5
イモムシの死骸を食べるエゾカタビロオサムシとセアカヒラタゴミムシ

2種類とも、食事中の写真は始めて。
イモムシはかなり大型のものなので、スズメガ類かも知れない。

オサムシ科:Carabidae

エゾカタビロオサムシ Campalita  chinense  (Kirby,1818)
国内分布:北海道・本州・四国・九州・渡島大島・沖永良部島・久米島・石垣島・沖縄本島
国外分布:シベリア・樺太・朝鮮半島・中国

セアカヒラタゴミムシ Dolichus  halensis  (Schaller,1783)
国内分布:北海道・本州・四国・九州・千島列島・飛島
国外分布:旧北区

イメージ 6
アカクビボソハムシ

熊谷市の大麻生公園で撮影。
個体数はかなり多そうな感じだった。

赤型は初めての撮影。

ハムシ科:Chrysomelidae

アカクビボソハムシ Lema  diversa  Baly,1873
国内分布:北海道・本州・九州
国外分布:朝鮮半島・中国北部

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