カジェン通りの奥に続く、水田の中の散歩道の、中程にあった祠の横にワルンが出来ていた。
2010年に撮影した祠。
今年の3月8日に撮影したもの。
もともと祠は、生け垣に囲われていて、塀はなかったが、今回行ってみたら、塀に囲まれた小さなお寺のような感じになっていて、隣り合った東側にワルンが建っていた。
生け垣に囲まれて、祠本体は、その後ろに隠れている。
祠の右側は、ちょっとした藪のようになっていた。
祠の上に見えるジュプン(プルメリア)は、最初の写真と同じもの。
右側の建物がワルン。
飲物や、ちょっとした食事、菓子などが売られている。
ワルンは、もともと右端に写っている人物の、右下、一団低くなったところにあったが、そちらの小屋は今は物置のような使われ方をしている。
ワルンは散歩道の、ちょうど中央付近にあって、ゆっくり歩いても20-30分ほどでウブドの町に出る。
手軽なこともあって、旅行者には人気の場所だ。
ここ2-3年で、レストランや宿泊施設も増え始めていて、急速に水田と置き換わりつつある。
水田の散歩道が、ただの町中の道になるのも、そう遠い先のことではないかも知れない。