去年、幹の一部が強風で折れて、倒壊したために、上部がすべて伐られてしまった、プンゴセカン村のプラ・ダラムのガジュマルを撮影したので、去年と今年の画像を紹介します。
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これは去年の画像で、すでに紹介してあるものです。
これが昨日撮影したもの、枯れた部分が目立たないほど、葉が茂り始めています。
以前は、樹高もかなりあり、ウブドに入る前に車中からもよく見えて、ランドマーク的な存在でしたが、枯れた部分が強風で折れたりしたため、倒壊の危険があるとして、上部をばっさり切り落としてしまったもの。
なぜかこの木だけ、伐られる前に撮影していなかったために、去年のブログでは、伐採されたと言うことしか書けなかったものです。
ガジュマルは、鳥が食べた実の種が他の木の枝や幹に付着して、そこから地面に向かって根を下ろし、多数の根が絡み合って幹のようになって成長するもののようです。
今は絡みつく木がないので、あまり上には伸びられないと思うので、横に広がって行くのではないかと思っています。
非常に生命力が強い木で、神秘的な霊力を持っていると信じられています。
上の方は伐られてしまいましたが、布なども巻かれているので、まだ信仰の対象として大切に残されているようです。