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Channel: TAMIの気まぐれ通信
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ガーナ共和国:1991年シリーズ

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種名にかなり問題があるシーリーズです。
属名だけしか記されていないので、いくつかは種名が確定出来ていません。

種名を附したものでも、100%確定しているわけではないので、暫定的なものとして見ていただければありがたいです。

国名:ガーナ共和国 Republic of Ghana
通貨単位:1C(セディ)= 100P(ペセワ)
シリーズ構成:単片8種、小型シート1種

発行年月日:1991年10月25日

イメージ 1

オサムシ科:アルテミスオサムシモドキ Anthia  artemis  Gerstaecker,1884

種名としてNulardaと書かれているが、これは後に出て来る、サシガメの1種のことで、そちらに記されているAnthiaがこちらの種名になる。

本来こちらの額面が、サシガメの図案だったのかも知れない。
画像検索で、上記の種名が比較的合うようなので、これを充てておく。

イメージ 2

オンブバッタ科:キイロドクバッタ Zonocerus  variegatus  (Linnaeus,1758)

切手に記されている種名はZonocrus。
Webで検索したところ、上記の種名の種類に当たると思われた。

イメージ 3

ケラ科:アフリカケラ Gryllotalpa  africana  (Palisot de Beauvois,1805)

これは印面に学名が記されているので、そのまま採用した。

イメージ 4

ゾウムシ科:アルファルファタコゾウムシ Hypera  postica  (Gyllenhal,1813)

印面に記された種名はWeevilで、これで検索すると、上記の種名がヒットする。
図案からすると、とてもこの種類とは思えないが、上翅の色彩など似た部分もあるので、いちおうこの種名を当てておく。

農業害虫として著名な種類で、アフリカにも当然分布すると思われるので、図案に採用されてもおかしくはないと思われる。

イメージ 5

イトトンボ科:エゾイトトンボ属 Coenagrion  sp.

印面に属名が記されている、Coenagrion  puella という種類によく似ているが、確定出来ないので Coenagrion  sp.としておく。

イメージ 6

カスミカメムシ科:カカオカスミカメムシ Sahlbergella  singularis  Haglund,1895

印面に属名が記されている、Webで検索したところ、上記の種名がヒットして、画像とも良く合うようなので種名を採用した。

イメージ 7

サシガメ科:Nularda  nobilitata  Stal,1859

印面に記された Anthia は、前に書いたとおり、20Cに記されるべき属名で、こちらのものと入れ違いになっている。

属名が入れ違っているのか、画像が入れ違っているのかは不明だが、エラーであることには間違いはない。

上記種名の画像と、比較的、良く一致するので採用しておきたい。

イメージ 8

ハンミョウ科:オオズハンミョウ属 Megacephala  sp.

印面に記された属名で検索したところ、120種以上が含まれる属のようなので、上記のように種名は未確定とした。

イメージ 9

所属未確定。

切手印面にLacetusと記されているが、何を表すものか不明。科名・属名など見当たらず。

図からは判断すると、クサカゲロウ類とも思えるが、長い触角が描かれていない。
シートの地に、上から甲虫類?・キンカメムシ類・キオビゲンセイ属・ホシカメムシ科・ヒメバチ類・フトタマムシ類・バッタ科などが印刷されている。

昆虫切手のホームページで、クサカゲロウ科として表示したものがあるが、根拠は不明。

現時点では正体不明としておく。

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