以前に投稿した記事で、タテハチョウ科の不明種とした蛹について、幼生期に詳しい知人に伺った所、ワモンチョウの仲間であろうとのことだった。
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プンゴセカン村で撮影したもの、ココヤシの若い株に付いていたもの。
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宿の庭先で見つかった蛹。
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宿の庭先では成虫は見ていないが、プンゴセカン村や、カジェン通りの奥では見ているので、当然付近に生息しているものと思う。
宿の周辺で生息していそうなものと言えば、唯一、コウモリワモンの仲間を見ているだけなので、同じ種類の蛹である可能性が高いと思われる。
幼虫も撮影しているので、画像をまとめて紹介しておきます。
頭部に特徴的な、一対の突起が見られる。
近くに何本かの大きなココヤシが植えてある。
ココヤシ以外の、ヤシの仲間も植栽されていて、これらのうちのどれかを食草としていたものと思う。
これも寄生蜂と思われる脱出孔があり、すでに死亡していたもの。
上から側面・腹面・背面。
Webで検索してみると、14種程が記載されているようなので、種名は確定的ではないが、次の2種のうちどちらかの可能性が高いように思われる。
タテハチョウ科ワモンチョウ族
クロコウモリワモン Amathusia binghami Fruhstorfer,1904
フトオビコウモリワモン Amathusia friderici Fruhstorfer,1904
裏面の斑紋では後者が似ている。