Quantcast
Channel: TAMIの気まぐれ通信
Viewing all articles
Browse latest Browse all 873

コウモリワモン

$
0
0
以前に投稿した記事で、タテハチョウ科の不明種とした蛹について、幼生期に詳しい知人に伺った所、ワモンチョウの仲間であろうとのことだった。

宿の周辺で生息していそうなものと言えば、唯一、コウモリワモンの仲間を見ているだけなので、同じ種類の蛹である可能性が高いと思われる。

幼虫も撮影しているので、画像をまとめて紹介しておきます。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3
プンゴセカン村で撮影したもの、ココヤシの若い株に付いていたもの。
頭部に特徴的な、一対の突起が見られる。

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6
宿の庭先で見つかった蛹。
近くに何本かの大きなココヤシが植えてある。
ココヤシ以外の、ヤシの仲間も植栽されていて、これらのうちのどれかを食草としていたものと思う。

これも寄生蜂と思われる脱出孔があり、すでに死亡していたもの。

上から側面・腹面・背面。

イメージ 7

イメージ 8
宿の庭先では成虫は見ていないが、プンゴセカン村や、カジェン通りの奥では見ているので、当然付近に生息しているものと思う。

Webで検索してみると、14種程が記載されているようなので、種名は確定的ではないが、次の2種のうちどちらかの可能性が高いように思われる。

タテハチョウ科ワモンチョウ族
クロコウモリワモン Amathusia  binghami  Fruhstorfer,1904
フトオビコウモリワモン Amathusia  friderici Fruhstorfer,1904

裏面の斑紋では後者が似ている。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 873

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>