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Channel: TAMIの気まぐれ通信
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産卵3題

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4月15日に、蝶の産卵2種と、蛙の産卵を撮影できたので紹介します。

イメージ 1
ヤエヤマムラサキ Hypolimnas  anomala  anomala  (Wallace,1869)。チャンプアンの尾根道に行くべく、ビスモ通を北上しようとしたときに、以前、幼虫を紹介したオオイワガネの群落の葉裏に、ヤエヤマムラサキが止まっているのが見えた。

近づいてよく見ると産卵をしていたので、夕方に行って撮影したもの。
この時には、もう1頭が別の葉裏に産卵しているのも見付けることが出来た。

まだ、しばらくは滞在できるので、若齢幼虫が見られるかも知れないと、楽しみにしている。

イメージ 2
タイワンキマダラの♀、チャンプアンの尾根道の入口に到着して、グヌン・ルパ寺院を超えてしばらく登った当たりで、タイワンキマダラが2頭、地面近くを飛んでいるのが目に入った。

いつもと違い葉上には止まらずに、しばしば、枯葉や枯れ枝に止まっては、短い飛翔を繰り返す行動を取っている。

撮影していると、時折腹端を曲げて、産卵行動をするのが確認できたので、写真の個体が産卵した場所を見てみた。

イメージ 3
上の個体が産卵している場所に見つかった卵。
六角形の網目状のへこみで覆われている。

卵は小さく1mm前後のサイズと思われる。

イメージ 4
最後に、日本食レストラン、影武者の庭先にある、水盤の縁で交尾している蛙を見つけて撮影。

イメージ 5
しばらく見ていると、泡を出しながら産卵を始めた。
サイズはニホンアカガエルほど、♀の方が二回りほど大きい。

泡は最初は白色だが、表面が次第に薄い褐色を帯びてきた。

最初はアカガエルなど、普通の蛙の仲間かと思ったが、泡の中に産卵する習性は、アオガエルの類によく見られるので、それらの仲間かと思っている。

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