イラガ科のアオイラガの仲間をまとめてみました。
![イメージ 1]()
![イメージ 2]()
![イメージ 3]()
アオイラガ、成虫は福島県いわき市、幼虫は福島県福島市で撮影。
![イメージ 5]()
![イメージ 6]()
成虫は福島県いわき市、幼虫は愛知県豊橋市で撮影。
![イメージ 8]()
![イメージ 9]()
ヒロヘリアオイラガ、成虫は愛知県豊橋市、幼虫は群馬県桐生市で撮影。
幼虫は河川敷のヤナギの木に、多数群生していた。
アオイラガ Parasa consocia Walker,1863
国内分布:本州・四国・九州
国外分布:シベリア・朝鮮半島・中国・台湾
食草:ヤナギ科・ナシ・クリ・カキ
成虫出現期:6-7月
サクラの幹に止まっていたもの、やや小型だったので、終齢ではないように思える。
クロシタアオイラガ Parasa sinica Moore,1877
国内分布:北海道・本州・四国・九州・対馬
国外分布:シベリア・朝鮮半島・中国
食草:クヌギ・クリサクラ・ウメ・カキ
成虫出現期:5-6月・8-9月
若齢幼虫の時は、非常に多数の個体が群集するが、終齢近くになると分散してしまう。
オレンジ色の棘が特徴的。
ヒロヘリアオイラガ Parasa lepida lepida (Cramer,1777)
国内分布:本州・九州・沖縄本島
国外分布:中国・フィリピン・インド・スンダ列島
食草:サクラ・カナメモチ・ウメ・モミジ・ヒイラギモクセイ・ナツメ・ナンキンハゼ・アカメガシワ・エンジュ・セイヨウキヅタ・サンゴジュ・カキ・クスノキ・ウバメガシワ・モクレン・ナンテン・ケヤキなど広く食害。
成虫出現期:4-6月・8-9月
横浜での観察では、ほとんどの街路樹で繭がついているのが見られる。