4月23日の夜から深夜にかけて、友人の案内で、ジュンジュンガン村のダラム寺院のオダランに行ってきました。
飾り付けられた、内陣の中門。
内陣に並べられた巨大な供物。
何故か奥の方に、鉄製のかごに入れられた、ブタが2頭置かれていた。
開園を前にしたガムラン・グループ。
最初の踊りは、リッタ・デヴィの定期公演の出し物、ダラ・デヴィ(ウェルカムダンス)。
続いて村の少女たちによる、レゴン・クラトン。
![イメージ 8]()
![イメージ 9]()
続いてタルナ・ジャヤ。
最後は寺院の祭礼以外では、ほとんど見ることがない、ガンブー系の物語。
話は、侍女役の女性が、ちょっかいを出したりして紆余曲折するが、最後に僧侶役のトペン(仮面)の踊り手が出て、めでたしめでたしとなるような感じ。
50年に一度のオダランとか、盛大なもので、20日の深夜にはチャロナランも上演されて、近郊の村や町からも、住民が大勢押しかけたようです。
この日は、ウブドで定期公演をしている、リッタ・デヴィのグループが、踊りを奉納するからと言うことで誘われました。
ここまで入るには、バリ人と同じ正装をしないと入れない。
意表を突いてチョンドンが3人登場。
中央の一人が舞台に残って、物語が進行する。
左からラッサム役の少女と、ランケサリ役の少女。
この中から、将来のウブドのスターが登場するかも。
これはリッタ・デヴィの主催者、マデ・デヴィの当たり役で、グループの看板の演目だが、これも村の少女たちが踊る。
これも通常は一人で演じるが、この日は4人で踊られた。
この中からも、将来のスターが出ることを期待。
群舞になると、衣装の華やかさが際立つ。
中央の黒服の大臣役の右隣にいるのが、マデ・デヴィ。
右側に1人立っているのが王様役の踊り手。
左手の3人は、お笑い役の役者たちで、踊りだけでなく、その場の雰囲気で臨機応変に言葉を発しなければならない。
誰でも出来るという役ではないらしい。
会話はバリ語で進行するので、内容は全く分からないが、村人の反応を見ると、かなりきわどい内容も含んであるような感じだ。
これは全くの当てずっぽう。
話自体は非常に単純で、言葉の面白さが主なので、旅行者には結構ハードルが高そう。
でも、面白そうなのは何となく分かる。
ちなみにお姫様は、大臣の話がかなり面白かったようで、演技をそっちのけで、ずっと笑い続けていた。
踊りの時は真面目な顔に戻りますが。