今の気温は7℃、10℃まで上がる予報です。
ナツアカネ、谷戸の水田横の遊歩道脇でふらふら飛んでいた。
谷戸の奥を詰めて尾根に出ると、雑木林に囲まれた、一寸した広場のような場所に出る。
カシ類の幹と根際に多く見られたトビムシ類と思われる個体。
ニトベエダシャク、普段あまり見かけない種類だが、ここでは3頭ほど見つけたので、発生期に当たったのだろうと思われる。
クロスジフユエダシャク、雑木林の周辺を、弱々しく飛んでいた。
![イメージ 6]()
ツチイナゴ、新成虫と思われるきれいな個体で、このまま成虫で越冬する。
![イメージ 8]()
帰りぎわに水田脇の道端で、枯木を引っ繰り返した所、1cm.ほどのヒメバチ類の一種が、クロコブタケと思われる堅いキノコに産卵していた。
イネクロカメムシ、この種類も成虫で越冬する。
雨が上がってはいますが、どんよりして、何となく憂鬱な感じです。
舞岡公園の続きで、見つけた昆虫類を紹介します。
当日は比較的穏やかな天候で、活動している昆虫類も何種か見られました。
完全に生き残りといった感じ。
この時期よく似たアキアカネは見られなかったので、ナツアカネのほうが長生きするのかも知れない。
そこのコナラの幹に止まっていたモンシロドクガの幼虫。
秋遅くなってよく見かけるようになった。
中齢から終齢幼虫と思われる、若齢幼虫で越冬するようなので、このまま死んでしまうのかも知れない。
晩秋から初冬にかけての気温が高くなっているので、成長が進んでしまうのだろうか?
三ツ池公園や四季の森公園でも同じ様な大きさの幼虫を見つけているので、この時期かなり普通に中・終齢幼虫がいるものと思う。
赤い色をしたトビムシ類は2種類ほど画像で検索出来たが、一致しないので、どちらかの幼虫かとも思う。
かなり活発に活動していた。
(その後、コメントを寄せて下さった方から、カシノアカカイガラムシではないかとの指摘があり、画像検索してみた所、本種で間違いないようなので、追記しておきます。)
1頭はかなりすれた個体だが、この個体ともう1頭はきれいな状態だった。
蛍光灯の周辺に止まっていたので、夜の間に飛来したものが残っていたのだろう。
飛び方は早くはないが、なかなか止まらない。
意外と敏感で、止まっても近づこうと一歩踏み出すと、すぐに飛び立ってしまう。
知人の話では、今年はフユシャクの発生数が多いのではないかとのこと。
ここ以外でもあちこちで目撃している。
この日は暖かかったせいもあったが、短距離を繰り返し飛翔するのが見られた。
地面よりも葉上や、草の茎に好んで止まる。
ジャンプするよりも飛んで逃げることの方が多い。
周辺のクロコブタケにも、かなり関心を示していたので、クロコブタケにつく特定種類の幼虫に産卵するのだろうと思う。
ヒメバチと同じ倒木の裏に付いていた。
この倒木の下側で、越冬しようとしていたのだろう。
この個体も泥をかぶっていて、きれいな個体はなかなか見られない。
きれいな種類ではないが、目が横に飛び出していて面白い顔つきをしている。