以前にヒメシロチョウを紹介しましたが、それ以外のものを紹介します。
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コヨツボシツツハムシ、道脇の駐車スペースにあった、ヤナギ類のひこばえに付いていたもの。
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ヤマトアザミテントウ、関東では群馬県・栃木県の北部県境付近では可能性があるが、基本的には分布していないようだ。
ヒトリガの幼虫。
5月に撮影したものです。
場所は限られていたが、個体数は比較的多かった。
ハムシ科
コヤツボシツツハムシ Cryptocephalus luridipennis Suffrian,1854
国内分布:本州
国外分布:シベリア・朝鮮半島・中国北部
食草:ヤナギ類
よく似たルイヨウマダラテントウは、丘陵地から山地帯まで広く生息している。
本種は裏日本を除くと、東北地方が分布の中心になっている。
横から見ると、コブのピークが中央より後方にあるのが特徴で、翅端が後方に伸びて突起のように見えることが多い。
分布には北海道が含まれているが、よく似たエゾアザミテントウが分布する。
道南部には本種が分布するらしい。
エゾアザミテントウは、本種よりもコブの隆起が強い傾向がある。
ヤマトアザミテントウも北に行くほど隆起が強くなる傾向があるように思われる。
テントウムシ科
ヤマトアザミテントウ Epilachna niponica Lewis,1896
国内分布:北海道・本州
若齢の小型のものだが、今までシロヒトリの幼虫と混同している部分があったので、改めて紹介しておきたい。
長毛の中に、長い毛の先端部分が、白くなるのが特徴のようだ。
ヒトリガ科
ヒトリガ Arctia caja phaeosoma (Butler,1877)
国内分布:北海道・本州・千島列島
国外分布:シベリア・樺太・朝鮮半島
食草:クワ・ニワトコ・スグリ・キク類・タイマ
成虫出現期:7月-8月
山地に多いようで、低標高の場所で見られるのは、シロヒトリがほとんどのようだ。